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日本人の“お金とのつきあい方”を根本から変える「お金の増やし方1日集中講座」レポート

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日本人の“お金とのつきあい方”を根本から変える「お金の増やし方1日集中講座」レポート

日本人の“お金とのつきあい方”を根本から変える「お金の増やし方1日集中講座」レポート

■日時:2018年11月11日(日) 10:00〜18:00
■開催場所:レストランバー「CAY(カイ)」
■講師:内藤 忍 氏、ミアン・サミ
■テーマ:資産運用
■レポーター:齋藤岳志


 

1人でも多くの日本人に経済的自由を!

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「1人でも多くの日本人に経済的自由を!」という思いから実現した内藤忍氏とミアン・サミ氏、資産運用のプロ2人による夢のコラボイベント。
親もメディアも教えてくれない貴重な内容に興味を持った参加者は100名を超えていました。

前半はミアン・サミ氏によるファイナンシャル・リテラシー向上に必要不可欠な「マインドセット」を中心に、後半は内藤 忍氏による「資産運用の具体的な進め方」という構成で進行しました。

ミアン・サミ氏:マインドセット講座

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日本人はお金に対して無意識的に吹き込まれている間違ったイメージを持っているとのこと。
それを書き出して「見える化」し、書き換えていくことが大切です。

世間一般で吹き込まれているイメージは、例えばブラウザで「借金 画像」と検索すると、そこには一様に「重くのしかかっている負担の画像」や「頭を抱えて悩んでいる画像」がたくさん出てきます。
他にも「金儲け」や「一生懸命働く」などをキーワードとして検索した場合も同様に暗いイメージの画像が次々と出てきます。
これは、親や学校教育を通じて染みついてしまったイメージがそのまま現れているのです。
お金と良い関係を築いていくためには、このイメージを払拭していくことが大切です。

ミアン氏自身は、間違ったイメージの洗脳から自身を解き放つために、正しいイメージを発信しているYouTube動画を繰り返し視聴し、脳内テープの書き換えを行っているそうです。

恐怖とどう立ち向かうか

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「借金」や「お金儲け」に対して多くの人が抱くマイナスイメージ、現時点で参加者が抱いているお金に対してのイメージと向き合った上で、私たちはどのように考えていけば良いのでしょうか?

ミアン氏は「恐怖とどう立ち向かうか」を考える必要があると言いました。

学校教育は会社勤めの立場にせよ、自営業で仕事をするにせよ、働きながらどのように成功していくかを教える場です。
しかし、働いて得る収入は実質的に下がってきており、教育で教わったことだけをやっていては、今後格差がますます広がっていきます。
このことに気づいている人は多いものの、何もやらなくてもなんとかなってしまう事から、行動に移せない人がほとんどです。
失敗するかもしれないことに取り組むのは「恐怖」という痛みを伴います。痛みに対して回避するのが人間の本能なのです。

インフレに備え、お金の運をあげることが必要

現在政府はお金を刷って流通させ経済を好転させようとしています。
お金の量が増えるということは、紙幣1枚あたりの価値が実質的に目減りするということです。
だからこそ、ファイナンシャルリテラシーを向上させて、価値が上がるものにお金を投じていく必要があるのです。
収入格差が広がりつつある現代においては、恐怖に負けず価値のあがるものにお金を投じていく行動も時には必要です。

しかし、もちろん時代に応じて価値の上がり下がりはあります。
下がった時に必要な備えとは、「お金の運をあげる」ことです。といっても、神頼みをするようなことではなく、自分の行動を通して作れるものであるとのことでした。

その方法とは、「仲間を作る」「お金の仕組みと歴史を知る」「仲間と経験をする」の3つです。
学びはチームスポーツと言われるように、お金の学びも同じです。
1人では不安なことでも、同じ思いを持った仲間と一緒にファイナンシャルリテラシーを向上させ、学びながらお金を投じる行動もして経験を重ねていくことが、お金と良い関係を築いていくためには大切だという事でした。

内藤忍氏:マネー講座

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後半はアセットアロケーションの第一人者である内藤忍氏とバトンタッチ。マインドセットで思考を整えた後は、具体的な行動の方法を学びます。

最初にお金のヒエラルキーの説明がありました。
「(人に使われる)労働者」「(人を使う立場の)経営者」と「投資家」「資本家」。
みなさんは左側と右側で何が違うと感じますか?

内藤氏は、人生の制約要因として「お金」と「時間」の2つがあると言います。
労働者と経営者は時間の自由がありません。理想は時間に自由のできる右側の人達になることです。
とはいえ、すぐに資本家になるにはハードルがあるため、まずは投資家を目指すと良いのではないでしょうか。

大切なのは「正しい投資を継続する」こと

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投資にも様々な対象がありますが、失敗が低くてリターンも得られる正しい投資を継続していくことが大切。
それにはリスクとリターンのバランスの良いものへの投資を繰り返すことです。
また「大数の法則」について説明があり、1点集中ではなく数を増やして「リターンを得られる確率を高めていく」ことが成功の秘訣とのことでした。

では、そもそもなぜ投資をする必要があり、投資家を目指すのが良いのでしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、トマ・ピケティ氏が「21世紀の資本」の著書では、「r>g」という数式を用いて「働いて稼ぐよりも資産運用から収益をあげる方が増えるスピードが速い」ということを示しました。この話は歴史を紐解く中でも明らかになっています。

だからこそ、これからはミアン氏が伝えていた労働収入の格差だけでなく、

①運用格差が大きくなる
②時間の自由を得る
③将来のリスクヘッジ

という3点が投資において必要になってくるのです。

現在の日本は日銀が国債の40%を買っており、このまま続くと日銀が日本の借金をすべて背負う事態になりかねません。
こういう事態になった時の解決方法として、歳入をあげることも歳出を下げることも難しい現状を踏まえると、インフレを生じさせて実質的な借金を減らすしか道がないのです。

そのインフレはいつ起きるか分かりません。
起きる前に備えておくことが必要で、インフレが起きたときに1番困るのが「預金だけをしている人」と「年金生活者」です。

対策としては、下記3点を挙げられていました。

①株式や不動産などのリスク資産を保有する
②円安に備えて外貨を保有する
③実質的な目減りを考えて借金をする

金融資産と実物資産を組み合わせることが重要

金融資産への投資については「低コスト・インデックス・積立」がキーワードです。
金融市場の平均を上回る成果を上げ続けていくことは金融のプロでさえ難しいという結果が出ています。
そうであれば、市場平均に近いインデックス運用の投資信託を利用してコツコツと長期的にリターンを積み重ねる方が得策なのです。

また、購入する時間を分散させて買うタイミングを狙わずに長期に積立を継続していくためには、運用期間中のコストが低いものを選ぶことが大切です。

低コストという意味では、ネットの証券会社(SBI・楽天・マネックス・カブドットコム)を利用するのがベター。
内藤氏自身は世界経済の成長率に近い成果が出ることを意識してeMAXISのTOPIX・先進国・新興国の株式のインデックスに連動する投資信託の積立を行っているそうです。
またNISAやイデコのような税金上のメリットもある制度に関しても、積極的に活用されているそうです。

実物資産への投資の代表としては、不動産を挙げられていました。
内藤氏ご自身は「都心中古ワンルーム」が失敗の可能性が低い投資だと考えているそうです。
不動産の場合、「空室になりにくい」「家賃が下がりにくい」という事が重要なポイントになります。
このポイントで考えると、借りる人が多く、世帯数が増える場所としては、都心が1番です。都心で今後増える世帯は「おひとりさま」です。
そして販売にかかる経費などの利益が価格に反映されている新築よりは、割安に手に入れることができる中古が良いという点を踏まえて、「都心中古ワンルーム」がリスクを抑えてリターンの取れる投資対象だと考えているとのことでした。

仮想通貨はポートフォリオに組み込むべきか?

内藤氏は、仮想通貨に関しても、金融資産と同じようなスタイルで投資をされているそうです。
ただ、不安定な要素もあるので、総資産の10%以内に抑えるくらいが良いと考えているとのこと。
通貨を1つに集中させず分散させ、買うタイミングを考えずに定期的に積立のように投資していると話されていました。

金融資産も実物資産もそれぞれに良さがあるので、「アセットアロケーション(資産配分)」の視点を忘れずに行うことが大切です。
円か外貨かという点で言えば、円高・円安どちらに動いても備えられるように半分ずつくらいを基準に保有しているのが良いというのが内藤氏の考え方だそうです。


以上、10:00〜18:00まで、ミアン氏のマインドセット講座と内藤氏のマネー講座、価格以上の価値を感じられる、非常に学びのある1日となりました。

お2人の話を通して1番感じたことは、正しいファイナンシャルリテラシーを学び身につけて恐怖心に負けず行動し、失敗の可能性の低い対象を選んでお金を投じていくことの大切さです。

特に、前半の「マインドセット」の部分に全体の3分の2が割かれていたことにも現れているように、正しい資産運用の考え方以前に、まずはお金に対して抱いている感情、価値観を整える事が非常に重要です。

お金と上手に付き合う心構えを準備できるかが大切かに気づける充実した講座でした。
(レポーター:齋藤岳志)

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