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リンガーハット、積極的な海外展開の狙い

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リンガーハット、積極的な海外展開の狙い

読売新聞オンラインの記事によると、長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」がカンボジアに進出する計画を出した。

長崎ちゃんぽんリンガーハットは現在、国内外に600店舗を展開しており、主力のちゃんぽんラーメンの他、餃子や皿うどんなども提供している。過去10数年に渡って4回の赤字を経験し、2009年度は24億円の最終赤字を経験したリンガーハットがいま、飛ぶ鳥を落とす勢いで出店攻勢に転じている。国内1000店舗達成を目指し、海外にも積極展開しているリンガーハットが次に目をつけたのは東南アジア3カ国だ。この秋以降でカンボジア、フィリピン、ベトナムで出店を狙う。

海外店舗は現在までに米国、中国、タイ、インドネシア、台湾と5店舗を出店済みだ。記事によると2018年2月末時点で8カ国・20店体制を目指すとしている。

起死回生の鍵は100%国産野菜

長崎ちゃんぽんのリンガーハットが低迷していた2009年度、その起死回生の鍵となったのは「100%国産野菜」に切り替えたことに始まる。全国の契約農家と提携することで、農薬や化学肥料をなるべく使用しないなど野菜の品質にもこだわりを見せた。

近年は健康志向の人も増え、その目は次第に外食にも向けられるようになる。外食で野菜たっぷりの健康的な食事をすることは簡単ではないが、リンガーハットの主力商品である野菜たっぷりちゃんぽんは480gもの野菜をとることができる。健康志向の外食ユーザーの心をガッチリと掴んだ形となった。

海外進出は「人口減少対策」

100%国産野菜使用に切り替えたことで、リンガーハットは復活を遂げた。

その勢いは数字にも表れている。グループ会社を含めた連結決算では直近の2017年2月期の売上高は前年同月比106%増の438億4400円、営業利益は同115%増の32億8400万円、当期純利益は同127%増の16億2000万円と年々続伸を続ける。

(データ出典元:Yahooファイナンスの連結決算から計算:https://profile.yahoo.co.jp/consolidate/8200

破竹の勢いを続けるリンガーハットが次に向かうのは「海外」だ。海外の出店拡大の理由を「(人口が減っている)国内では、成長の余地が限られる」としており、2020年までにまでに海外店舗を50店に拡大したいとしている。リンガーハットが国内の外食ユーザーと同様、海外の外食ユーザーの心をどこまでつかめるのか?リンガーハットの海外展開への挑戦が今、試されている。

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