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フィリピンのGDP成長率は実質年平均6.1%まで加速する見通し

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フィリピンのGDP成長率は実質年平均6.1%まで加速する見通し

今月4日付のビジネスワールドで、「米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスのグスマン副社長(上級アナリスト)は3日、フィリピン経済は好調を維持する見通しで、アジアで最も先行きが明るいとの見解を示した」と伝えられました。同社は以前に、今後もフィリピン経済が世界屈指の高成長を続けるとして、「アジアのライジング・スター(希望の星)」と評していましたが、今回の発言はそうした見方を改めて示した形となっています。

2014年に総人口がついに1億人を突破したフィリピンでは、高度経済成長期に入り始めた1950年頃の日本と同様に、高齢層よりも若年層の方が圧倒的に多い理想的なピラミッド型の人口分布を形成。高度経済成長を実現しやすい環境とされる「人口ボーナス期」が2050年頃まで続くと言われている中、2000年以降、年平均5%超の安定的な高成長を続けており、消費爆発とモータリゼーションが起きるとされる3000ドル(1人当たりGDP[国内総生産])超えも目前です。

フィリピン経済の先行きには明るい見方が多く、国際通貨基金(IMF)は経済レポート「World Economic Outlook」の中で、2014~19年におけるフィリピンのGDP成長率は実質で年平均6.1%まで加速するとの見通しを示しているほか、英銀大手HSBCも経済レポート「The World in 2050」の中で、フィリピンのGDPが2010年時点の1120億ドルに対して、2050年には10倍以上の1兆6880億ドルにまで拡大し、世界全体では「16位」となり、東南アジアでは最大の経済大国に成長すると予測しています。

また、国の信用力の面でもフィリピンに対する評価は確実に高まっており、2013年3月には大手格付け会社フィッチ・レーティングスがフィリピン国債の信用格付けを「BB+」から、同国初の投資適格級となる「BBB-」に格上げ。その後、スタンダード&プアーズ(S&P)、ムーディーズ・インベスターズ・サービスも、フィリピンを投資適格級へと格上げしており、現在、三大格付け機関が揃ってフィリピンへの投資にお墨付きを与えています。
(2014年にS&Pとムーディーズはもう一段階の格上げを実施)

フィリピンでは、好調な経済情勢や堅実な財政運営が対外的な評価を高め、それが新たな投資を呼び込むという好循環が生まれており、今後も更なる飛躍が期待されます。

海外/ASEAN不動産の情報満載マガジン [2015年3月6日号/Vol.140]
(提供:フォーランドリアルティネットワークジャパン株式会社

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