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バンコク不動産 投機拡大と在庫増加による供給過剰の兆し

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バンコク不動産 投機拡大と在庫増加による供給過剰の兆し

バンコクもアジアの主要都市と同様に、景気減速や流動性の欠如から、不動産の供給過剰の問題に直面する可能性が出てきています。

10年以上の間、不動産開発業者や投資家はタイの不動産部門の成長サイクルに終わりはないと考えてきましたが、最近、供給量と在庫水準が上昇し続けており、購入率が減速しています。

バンコクの在庫水準は、中国の主要都市の水準に近づいており、2014年末時点の居住用不動産の在庫は12カ月から33カ月と、数年前の不動産バブル時以来最高となっています。

インドの主要都市も不動産バブルが発生しており、最も極端なケースではムンバイで高級住宅の需要は低いままで、未販売の高級住宅の在庫は現在100カ月分に達しています。
ちなみに健全な不動産市場環境だと、在庫水準は通常8カ月とされています。

他にもシンガポールでも2010年代前半に国内居住者の多くが手を出せなくなるほどの価格高騰を経験しています。

現在、中国、シンガポール、ムンバイ、デリーの不動産価格は下落傾向にありますが、今のところタイではまだ市場の減速が見られません。
実際に、バンコク中心部のビジネス街に計画されているタイ不動産開発大手サンシリの高級コンドミニアムの1平方メートルあたりの価格は平米当り40万バーツと、従来の国内最高値を上回ると見込まれています。

市場で投機が拡大していることも開発業者の大きな懸念材料となっています。
現在、中価格帯のコンドミニアムの投機目的の購入は、全戸数の30%以上を占めており、これは1997年のアジア通貨危機以来の数値となっています。

参考:Bangkok Post プロパティニュース(2015年6月22日)
http://property.bangkokpost.com/news/599640/bubble-trouble

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