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必ず訪れる老後不安 お金と時間を味方につける 積立NISA

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必ず訪れる老後不安 お金と時間を味方につける 積立NISA

2017年7月7日ロイター電子版によると金融庁は家計の保有金融資産1,809兆円のうち半分以上が現・預金に滞留する現状を憂慮し、個人マネーを金融市場へ誘導するため、投資ブロガーと意見交換を行いました。

意見交換会では、金融庁より「積立NISA」の趣旨説明があり、その後、個人ブロガーから野村アセットマネジメント株式会社などの運用会社へ活発な質問が行われました。

金融庁のねらい

我が国の家計金融資産は欧米に比べると株式・投信等の割合が低く、3世帯に1世帯は、有価証券・定期預金等による資産形成ができていないのが現状です。

その現状を打破するため、イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとしてNISAを制度化し、2016年12月には少額からの積立・分散投資を促進するための積立NISAを発表しました。

しかし、金融庁の公表資料「平成29年度税制改正要望項目」(※1)によると口座数は1,000万を超えたものの、一度も利用されていない非稼働口座が50%以上あります。

同資料では積立による利用は総口座数の1割以下にとどまっているとして、少額から積立で投資できることが浸透していないことがその背景にあると指摘しています。

今回の意見交換会に参加したブロガーは、会議の内容をSNSで不特定多数へ発散してくれるので、いわゆる「口コミ」で消費者へ伝わります。「口コミ」の威力は絶大で、金融庁としては、生の消費者意見の聞き取りと情報の発信もでき、一石二鳥の試みでした。

老後資産の準備は各個人で

超高齢化社会の時代は公的年金だけでは、十分な生活費には足りず、各個人の自助努力が必要な状況です。その自助努力を支援する制度として、個人型確定拠出年金(iDeCo)があります。そのiDeCoと並んで、NISAは個人の資産形成における重要なツールとなります。

私はできるだけ若い年齢から実践的な投資を経験することが重要だと断言します。なぜなら、この長期積立投資は、最もリスクが低くて手堅い投資なのです。

それは、この投資は『時間』を味方につけるからです。長い期間をかけてじっくりと資産を増やしていく方法でありながら、複利効果を発揮する投資はこの他にありません。始めるのが遅ければ、それだけ利益を受け取る時期も遅くなります。これを機会に優遇税制を活用した積立投資を始めてはいかがでしょうか。

※1「金融庁 平成29年度税制改正要望項目」
http://www.fsa.go.jp/news/28/sonota/20160831-3/01.pdf

参考:2017年7月7日付ロイター電子版
http://jp.reuters.com/article/angle-fsa-idJPKBN19S14J?sp=true

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