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設定当初からつみたてNISA対象に、eMAXIS Slimの新ファンド

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設定当初からつみたてNISA対象に、eMAXIS Slimの新ファンド

業界最低水準の低コスト運用をめざし続ける、三菱UFJ国際投信のファンドシリーズ「eMAXIS Slim」(イーマクシス スリム)に、新ファンドが登場しました。2018年3月に設定された「全世界株式(除く日本)」と、4月3日に設定されたばかりの「全世界株式(3地域均等型)」。いずれも購入時手数料が無料であるのはもちろん、信託報酬率は年率0.15336%以内と、同シリーズの他のラインナップ同様0.1%台です。しかも2本ともつみたてNISAの対象となっています。

世界中に投資できるインデックスファンド、リバランス対策にも

新ファンドはいずれも海外型インデックス投資信託です。
「全世界株式(除く日本)」は、日本を除く先進国・新興国の株式で構成される株価指数、「MSCI オール・カントリー・ワールド」に連動する投資成果を目指します。一方「全世界株式(3地域均等型)」は、東証株価指数(TOPIX)ならびに、先進国・新興国の株価指数を3分の1ずつ組み合わせた合成ベンチマークに連動するようになっています。

つみたてNISAで煩わしいのが、スポット購入が認められていないため、リバランスを行うのにいちいち積立購入額を変えなくてはならないことです。そこで便利なのがバランス型ファンドですが、これまでeMAXIS Slimには「バランス(8資産均等型)」しかありませんでした。「8資産もいらない」「株式と債券の割合に差を付けたい」などと考えて購入に至らない投資家も多かったでしょう。
一本で先進国と新興国の両方に投資できるファンドが加わったことで、より柔軟にポートフォリオを組め、かつ、リバランスの煩わしさを軽減する選択肢が広がったのです。

スピード感を評価、設定当初からつみたてNISA対象に

もうひとつ評価したいのは、このファンドが設定当初からつみたてNISAの対象になっている点です。
金融庁のサイトには、「つみたて NISA は、一定の要件を満たす公募投信・ETFを対象としており、金融機 関は、当該要件を満たす具体的な商品について(中略)金融庁に届け出ること」とあります。つまり設定当初から対象になったのは、金融機関側の準備もそうですし、金融庁側も対象ファンドを増やす体制を整えているということの現れといえます。
実際、2017年11月末時点で51本だった対象ファンドは、昨年10月2日時点で103本と倍増し、4月3日には143本となりました。立ち上がりは遅かったかもしれませんが、着実に選択肢を広げており、金融庁も本腰を入れて長期投資を後押ししようとしていることがうかがえます。投資家にとっては、長期投資に向いた低コストのファンドが増える好機です。

今後も、条件を満たすファンドがすぐにつみたてNISAの対象となる状況であれば、金融機関側が対象ファンドを目指して新規ファンドを設定することも増え、業界全体の底上げにつながるでしょう。
たとえつみたてNISA口座で運用しなくとも、より有利なファンドの情報を得るため、対象ファンドの動向は常にチェックしておくべきなのです。

参考:
三菱UFJ国際投信株式会社 プレスリリース
2018年3月2日 『『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』の設定について』
https://www.am.mufg.jp/text/release_180302.pdf
2018年3月16日 『『eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)』の設定について』
https://www.am.mufg.jp/text/release_180316.pdf

参考資料:
金融庁 『つみたてNISA対象商品の概要について(2017年10月2日時点)』
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/27.pdf
金融庁 『つみたてNISA対象商品の概要について(2018年4月3日時点)』
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/28.pdf

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