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資金流入続くバランス型投信、つみたてNISAで賢い利用を

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資金流入続くバランス型投信、つみたてNISAで賢い利用を

QUICK資産運用研究所によると、幅広い資産に資金を振り分けるバランス型投資信託への資金流入が続いています。設定額から解約額を差し引いた3月の資金流出入額は1,504億円の流入超で、15カ月連続の流入超とのこと。

リバランス不要、投資初心者にも経験者にも便利

記事ではこの理由のひとつに、つみたてNISAの開始を挙げています。ファイナンシャルリサーチの深野康彦代表によると、つみたてNISAで分散投資をする一環として「幅広い資産に投資する投信に注目が集まっている側面もある」としています。

たしかにつみたてNISAは「長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」ですが、特に初心者にとって、投資対象を組み合わせていくのは難しいでしょう。1本でさまざまな資産に投資できるバランス型をひとまず選んでおこうというのは自然な考えです。

また、資産を分散して投資する場合、配分を調整するリバランスを定期的に行う必要があります。しかし、つみたてNISA口座ではスポット購入が認められておらず、リバランスを行うのにいちいち積立購入額を変えなくてはなりません。
バランス型投信は資産配分が変わらないように運用されるので、投資経験者にとっても、つみたてNISA口座でのリバランスの煩わしさを軽減するために活用できるのです。

ファンドの構成と運用コストは必ずチェック

このように初心者にも経験者にも便利なバランス型投信ですが、その分、購入前にしっかり確認しておくことが2点あります。

まず、購入しようとするバランス型投信が、どのような投資対象をどのような割合で組み入れているか、ファンドの構成をチェックします。これを行わないのは、中身の見えない福袋を買うようなもの。ジャケットが欲しいのに下着の福袋だった、サイズが違っていた、という失敗ほど悔しいものはありません。
バランス型投信においても、すでに個人向け国債を持っている方には国内債券入りの商品は不要ですし、「株式に多く投資して大きなリターンを狙いたい」という方に「資産均等型」の商品は向きません。目論見書などで希望のファンド構成になっているかを必ず確認しましょう。

そして、バランス型投信に限らず、投資信託を購入する際は必ず運用コストを確認します。たとえインデックス投信を組み合わせたものであっても、運用会社でリバランスを行う分、バランス型投信の運用コストは高くなりがちだからです。
ただし、単一指数のインデックス投信に負けないほどの低コスト商品も登場しています。
最近では三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が信託報酬率(税抜)を年率0.209%から0.16%へ引き下げました。流入量が増えれば低コストでも運用会社に資金的余裕ができ、さらに信託報酬率が下がりやすくなるという好循環も期待できるのです。

特につみたてNISAで活躍するバランス型投信。とはいえ任せっきりではなく、ご自身の投資方針に合った構成になっているか、手数料がかかりすぎないかを必ずチェックしたうえで、賢く利用しましょう。

参考記事:
2018年4月22日 日経電子版『バランス型投信へ資金流入続く 株価調整で分散に着目』
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO29352670T10C18A4PPD000
参考:
金融庁 『つみたてNISA』
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/index.html

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