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投信マニア月波のコレ買いたい!第2回 AIがすべてを決める

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投信マニア月波のコレ買いたい!第2回 AIがすべてを決める

人工知能(AI)が運用のすべてを担う投資信託が発表されました。
その名も「eMAXIS Neo(イーマクシス ネオ)」。
そう、ノーロード・インデックスファンドの代表格、三菱UFJ国際投信「eMAXIS」の新シリーズです。

AIが銘柄選定、Kensho社のインデックスに連動

「eMAXIS Neo」として発表されたファンドは「遺伝子工学」「ロボット」「宇宙開発」の3種類。
「革新的なテーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす」としており、具体的には米国のテクノロジー企業Kensho社による「Kenshoニューエコノミー指数」(配当込み、円換算ベース)を利用します。

Kensho社は米国大手指数提供会社S&P Global Inc.の100%子会社で、データ分析・機械学習・自然言語処理などを強みとしています。「Kenshoニューエコノミー指数」は、AIを活用し、企業の開示情報など膨大な文献を自動的に処理することを通じて、各テーマに沿った銘柄が選定されているのです。

日本経済新聞によると「これまでも運用の一部にAIを活用する投信はあったが、すべてをAIに任せる投信は日本で初めて」とのこと。運用成果によっては、ファンドマネージャーもAIに脅かされる職業のひとつとなりそうです。

特定テーマへの投資もインデックスで低コストに

ちょうど前回、「イノベーション・インデックス・AI(三井住友アセットマネジメント)」をご紹介しました。当ファンドは投資対象がAI関連企業の株式であり、AIが投資運用を行う「eMAXIS Neo」とはAIの立場が大きく異なります。

しかし「イノベーション・インデックス シリーズ」もSTOXX社の指数を利用し、ロボティクスやバイオテクノロジーなど最先端技術に投資できる商品のシリーズ化を表明しています。「eMAXIS Neo」はこれに真っ向勝負を仕掛けるかたちです。
「eMAXIS Neo」の信託報酬は年間0.7776%(税込)、「イノベーション・インデックス・AI」は0.8046%(税込)ですから、コスト面でも2つのシリーズはしのぎを削ることになります。

このような投資信託が増えれば、特定のテーマへの投資もインデックスファンドが主流となるでしょう。運用会社間の競争でコストも下がり、投資家にとっては、将来性ある分野への投資がより敷居の低いものとなります。

AIがすべて運用し、インデックスファンドで革新的なテーマに投資できる「eMAXIS Neo」。
ファンドマネージャーという職業への影響や、特定テーマへのインデックス投資など、投資信託の未来を左右する存在としても、その成果から目が離せません。

参考記事:2018年7月19日 三菱UFJ国際投信株式会社
『投資のインフラに“革新”をプラス
インデックスファンド『eMAXISシリーズ』に『eMAXIS Neo(イーマクシス ネオ)』を追加』
https://www.am.mufg.jp/text/release_180719_1.pdf
『『eMAXIS Neo 遺伝子工学』『eMAXIS Neo ロボット』『eMAXIS Neo 宇宙開発』の設定について』
https://www.am.mufg.jp/text/release_180719.pdf
2018年7月19日 日本経済新聞『投信運用 全てAI 三菱UFJ系、日本で初』
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33137590Z10C18A7MM0000/

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