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投信マニア月波のコレ買いたい!第6回 AI運用の指数を探る

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投信マニア月波のコレ買いたい!第6回 AI運用の指数を探る

人工知能(AI)が運用のすべてを担う投資信託、「eMAXIS Neo(イーマクシス ネオ)」。
このシリーズが連動するKensho社の指数について、三菱UFJ国際投信が説明資料を発表しました。

AIが銘柄選定、Kensho社のインデックスに連動

第2回でご紹介のとおりKensho社は、データ分析・機械学習・自然言語処理などを強みとする、米国のテクノロジー企業です。日本語のような社名、実は禅用語の「見性」に由来しているそう。

説明資料によると「eMAXIS Neo」が連動している「Kenshoニューエコノミー指数」は、AIが有価証券報告書など企業の開示情報を読み込み、各テーマに関連する言葉の出現頻度や出現場所などから銘柄を選定します。また、時価総額・売買代金の基準による銘柄の絞込みも行われ、極端に時価総額の小さい銘柄や売買の活発でない銘柄は除外されるとのこと。
情報源は文献に限られ、人間のように経営者の人柄や会社の雰囲気をみることはできません。一方、人間より圧倒的多数の企業を調査できるのはAIならではの強みです。

そして人件費がかからないぶん調査費用を抑えられます。
「eMAXIS Neo」の信託報酬は年間0.7776%(税込)と、特定のテーマに投資する投資信託のなかでは低水準。これがAIによる調査費用削減の恩恵かは明確でありませんが、低コスト運用の「Kenshoニューエコノミー指数」と低い信託報酬が特徴のeMAXISシリーズは、相性抜群といえます。

中小型株の割合大きく、ハイリスク・ハイリターンに

説明資料では、Kensho社の指数のうち「eMAXIS Neo」に採用された「宇宙開発」「ロボット」「遺伝子工学」の過去の動向にもふれています。
まず、大型株・中小型株の比率としては、いずれの指数も9割以上が中小型株(時価総額1,000億米ドル未満)で構成されていました。また、過去のパフォーマンスとして「相対的にハイリスク・ハイリターンな傾向がありました」と結論付けています。

ただ、これは当然の結果です。AIが膨大な数の企業をまんべんなく調査していることを考えると、企業数では大多数を占める中小型株が多く採用されても不思議はありません。パフォーマンスに関しては比較対象が「米国株式」および「先進国株式」なので、業種が偏り中小型株の割合が大きいKensho社指数の方が、必然的に値動きが大きくなります。
せっかく「AIが運用する」を売りにしているのですから、たとえば同じ業種で人間が運用する指数との比較結果もほしいところ。より興味深い資料になったはずです。

ファンド購入の際には、運用会社の資料も参考に

当たり障りのない内容もありましたが、特定のファンドについて指数に特化した説明資料がリリースされたことは、まさに革新的です。「eMAXIS Neo」に対する三菱UFJ国際投信の意気込みが感じられます。

「eMAXIS Neo」は気になるけれど、内容がよくつかめず購入に踏み切れないという皆さま、ぜひこの情報も参考にしてみてください。

参考記事:2018年8月15日 三菱UFJ国際投信株式会社
『eMAXIS Neoが連動を目指すKensho社の指数ってどんなもの?』
https://www.am.mufg.jp/text/253270_180815.pdf

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