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安全に資産を増やすために必ず知っておくべき投資リスクを紹介

コロナ禍で、ネット証券の口座開設数が急増していることから、日本でも年代問わず投資に関する関心が高まっています。しかし、今回の影響で株価が大きく下落したり、倒産した企業のニュースを見て、投資は怖いという印象を持たれた方も多いのではないでしょうか。投資はもちろんリスクがありますが、現代の日本では貯金するだけでもリスクであることを理解しておく必要があります。

このような状況だからこそ、しっかり投資を学び、将来のお金の不安をなくし、しっかりとした資産管理をすることが非常に大切です。今回は、投資の知識の中でも投資リスクについて解説していきます。

1.なぜ投資が今重要なのか?

今投資が重要な理由は様々ですが、特に消費増税と預金の低金利が挙げられます。

消費税のシステムが発生してから、3%、5%、8%、10%と増加してきました。消費税は所得税の累進課税ではなく、全国民一律で10%となっています。つまり、所得が低いほど不利な税制度です。一般消費者は、消費するお金がどんどん増えていく一方です。

その反対に、銀行から得られる金利はほとんどない状態。メガバンクの普通預金の利息は0.0001%、定期預金でも0.01%です。100万円を1年預けてもわずか10円しか受け取れません。今後の増税がさらに加速していくと、今までの生活をしていくだけで、どんどんお金がなくなり貧しくなることに気づく必要があります。

つまり、投資などでお金を増やしていかないと一方的にお金が出ていくのです。

2.投資リスクとはどのようなものがあるのか?

では、投資が今後の我々において必要であることは理解しても、投資にはリスクはあります。主に3つ(変動リスク・将来の不確実性・税金や手数料)あります。最初は価格が変動するリスクです。

貯金の場合、なにもしなければ日毎に残高が変わることはあり得ませんが、株式などは毎日(正確には毎秒に近い)価格が変動します。今回のコロナショックなどの社会的影響の大きい事態が発生すると1日で10%以上も下落することも、上昇することもあります。この変動がいつ起こるかわからない、ことはリスクとして必ず理解しておきましょう。

株式投資は他の投資とは別に、企業の倒産するリスクも理解する必要があります。貯金であれば資産は銀行が守ってくれているので、いきなり自分のお金が使えなくなることはありませんが、企業が倒産してしまうと保有している株式はただの紙切れになります。

日本株式は一度上場すると、上場廃止などの危険性は比較的少ないですが、海外の株式などは競争が活発のため、倒産や上場廃止の危険性が常につきまといます。原油などのオイルは、OPECなどの機構の取り決めなどでさらに変動の激しい商品として有名です。

このように、常に価格が変動するのが投資で、変動率がとても大きい商品もたくさんあります。

次に、将来が不確実というリスクが発生します。来年どのくらいの価格になっているかを予測することはどんなに天才投資家でも不可能です。必ず来年は倍のリターンが得られる投資商品は存在しません(もしくは詐欺です)し、今回のコロナショックのような未曾有の事態によって、世界的な不景気にいつ突入するかによって全く変わってしまいます。しかし、これは貯金でも同じことが言えます。

通貨の安全性や増税、利息の縮小などは今後も加速する可能性もあるので、どちらにしてもリスクはあります。
最後に税金や手数料が発生することです。

投資で発生した利益や配当金(どちらも税率20.315%)には必ず税金が発生します。さらに、証券会社で購入・売却手数料や投資信託の信託手数料など、様々な場面で手数料が発生します。そのため、いざ利益が発生しても手元に残るお金は元本とほとんど変わらないことも度々あります。

3.投資リスクを理解するメリット

1つ目はしっかりした資産管理ができるようになることです。

投資はリスクとリターンが比例します。リスクが低いと見込めるリターンも小さく、ハイリスクだとそれだけハイリターンが見込めますが、破産する危険性も出てきます。

ハイリスクの投資手法にレバレッジをかける手法があります。自分の手持ち資金以上のお金を動かすことでより大きなリターンを見込める反対に、下落したときに自分の手持ち以上の損失が出るため、破産や非常に大きい金額の借金を背負うリスクも出てきます。

投資リスクを理解すると、最悪の状況を予測して、生活に支障がでない範囲で進めることができます。リスクを理解せずに生活費をすべて投資に回すことは絶対にしてはいけません。成功している投資家の誰もが、投資は余剰資金でするものと発言しています。資金が0になっても問題ないお金から始めて少しずつ堅実に始めていきましょう。

2つ目は投資に関する詐欺商品に騙されなくなることです。

世の中には、かならず将来は値上がりすると謳った投資商品やそのほか怪しい投資商品が出回っています。しかし、将来がどうなっているかは誰にもわからないので、このような商品が詐欺であることを見抜くことができます。

例えば、株式を例にとって簡易的に説明すると、株の購入者と売却者の需要と供給により、株価は決まります。なので、将来その需要と供給を操作しない限り株価がどうなるのかは予測は不可能であることは明白です。

また、手数料や税金の理解をしておくことで手数料ビジネスかどうかや手数料の低いネット証券で取引をすること、申告が不要になる特定口座などで自分に降りかかる費用や手間の軽減につながります。このようなリスク対策を行うことでより多くの利益を得ることが可能になります。

4.投資リスクの低い手法・商品を紹介

投資リスクが全くない商品はありませんが、それでもうまくリスクを分散させる手法や商品はあります。リスクを分散することで価格の変動を極力抑えたり、急な下落にも耐えれる資産形成が可能です。リスクを分散させる手法を3つ紹介します。銘柄の多様化とドルコスト平均法です。

4.1.銘柄の多様化

「すべての卵を一つのカゴに盛るな」という、投資で有名な言葉があるように、一つの銘柄や商品に全てを投資することは非常にリスクが高いです。投資商品をたくさん多様化させることで、大きな下落が発生した時に、その影響を分散させることができます。株式の銘柄を分散させる人はいますが、できれば株式・不動産・為替・貴金属・暗号資産など商品自体を分散させると、さらに分散させることができます。

4.2.ドルコスト平均法

こちらも長期で投資をする時に用いられる手法です。一気に資本を投入するのではなく、毎月自分の決めた日に同じ金額を積み立てていくことで、商品の購入価格を抑えることができます。具体的な例で、計算してみましょう。

1株=1000円の株式で考えていきます。それを今3ヶ月30万円分購入することを検討します。株価は3ヶ月間で、1000円、1200円、800円となったと想定します。一気に買うと、1株1000円で合計300口買うことになります。

それを1ヶ月10万円ずつに分けて購入すると、308口購入でき、1株974円で購入することができます。長期になればなるほど急落した時や暴騰した時のリスクを分散できる手法です。

4.3.ネット証券で売買する

名前の知れた大手証券会社は株式などの売買手数料が非常に高額ですが、ネット証券では、実店舗を持たないことで手数料が圧倒的に安いです。何度も取引をしていくと、その差は大きくなります。開設の手続きや取引も難しくないので、取引をする際はネット証券で購入すると良いでしょう。

ではリスクが低い商品について紹介します。

①インデックスファンド

一つの銘柄だけではリスクがあることは解説しました。インデックスファンドは株価指数(日経平均やNYダウなどの特定企業の株価を一定の計算式で計算した指数)に連動するように投資する商品です。つまり、インデックスファンドを買うだけでその時点で銘柄を多様化しています。今回のコロナショックのような暴落のリスクはありますが、一企業の影響が少ないため、一つの銘柄を買うよりも影響は受けません。

②ETF

ETFは上場している投資信託です。インデックスファンドのような投資信託と違い、株式と同じように短期での売買が可能です。インデックスファンドと同じくこちらも一つの商品の中にたくさんの銘柄があるので、多様化できます。

しかし、ETFは様々な商品があり、非常にハイリスクなものも含まれています。購入の際はどのような内容なのか必ず確認しましょう。

③貴金属

日本では金や銀といった貴金属への投資はほとんど知られていませんが、今はネット証券でも取り扱っています。なぜ貴金属の投資リスクが少ないのかを簡単に説明すると、世界で共通に価値が認められ、希少価値が高いということが主な理由です。

株式のようにいきなり数倍になることもないため、ポートフォリオのリスクヘッジとして、投資家の間では非常に人気です。今は金の価格に連動したETFもあり商品の形は様々です。

最後に

投資にはリスクは欠かせませんが、それでも堅実にコツコツ積み立てていくと大きなリターンも見込めます。リスクを把握してリスクを軽減する手法や商品を利用することで投資はあなたの強力な武器となり、お金を生み出してくれます。今回をきっかけにより深く投資について学んだり、投資を始めるきっかけになってもらえれば嬉しい限りです。

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