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出口戦略知らずして積み立て投資は止めてください

2017年の1月から個人型確定拠出年金(DC、愛称iDeCo)が始まりました。DCでは毎月一定額の拠出金(掛け金)を投資に回すので、投資スタイルの基本形は「ドルコスト平均法」とも呼ばれ、投信を少額でコツコツ買っていく積み立て投資となります。

DC専用投信の含み益20%超は5年連続

2017年11月22日付のNIKKEI STYLE マネー研究所が加入者の損益の実態DC専用の投資信託を購入した保有者全体のリターンを推計したところ、平均で20%以上のプラス状態が既に5年も続いていることがわかりました。

過去の年ごとの推移を見ると、DC専用の保有者平均リターンが20%を超す状態は、13年以降かれこれ5年続いています。年を追うごとに元本が積み上がっていくため、元本にリターンを掛け合わせた「含み益の絶対額」は年々拡大していることになります。

積み立て投資の過大評価は禁物

ただし積み立て投資を過大に評価するのもまた、問題があるのではないでしょうか。たしかに積み立て投資には「ドルコスト効果」があり、手間もそれほどかかりません。しかも預貯金と違ってインフレ対策にもなります。

ただし積み立て投資でも、必ずいつか出口を迎えるので、その点を軽視すべきではありません。最初の5年や10年の間は、さほどバケツに水が溜まっていなくても、いずれバケツの中は水でいっぱいになります。

つまり水道の蛇口から入ってくる水の量に対し、バケツに貯まった水の量が圧倒的に多くなってくるわけです。その頃になればどうなるか想像できますか。きっと皆さんはバケツの中に貯まった投信の価格が気になるはず。例えばバケツに貯まった投信の時価が一年の間に半分になってしまえばどうでしょうか。そのストレスは計り知れないほど大きくなります。

積み立て投資の出口戦略

ドルコストで積み立てるなら、たとえばその逆の手法で取り崩すのはどうでしょうか。機械的に毎月あるいは毎年一定の”口数”を取り崩す方法で解約、口数を決めておくだけでいいのです。

あるいは一定の相場観を持っておき、その水準を上回った場合にまとめて解約するという考えもあってよいでしょう、多少の相場観は要求されますが、この方法なら解約単価を高くできる可能性はあるでしょう。つまり投信の高値売りが可能になるわけです。

参考:2017年11月22日付 NIKKEI STYLE マネー研究所
DC専用投信、保有者の含み益20%超 5年連続で実績
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO23562010W7A111C1000000?channel=DF280120166602

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