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投信マニア月波のコレ買いたい!第8回 SBIがiDeCoを攻める

法改正にめげず、SBI証券がiDeCoに対し攻めの姿勢を見せました。

株式会社SBI証券はiDeCo(個人型確定拠出年金)において新プランの設定を発表しました。2018年11月1日から受付開始予定とのことです。
SBI証券といえば2018年5月施行の「確定拠出年金法等の一部を改正する法律」を受けて、iDeCo対象ファンドを絞ったばかり。iDeCoの運用商品の上限数を35以下とするこの法律は、豊富なラインナップが売りの同社にとって大きな痛手でしたが、新プランを打ち出す策があったとは驚きです。

投信マニア固唾のファンドが揃う

2018年11月以降、SBI証券のiDeCoサービスは2つのプランに分かれます。2005年のiDeCoサービス提供開始時から10年超の実績をもつ「オリジナルプラン」と、今回新たに導入される「セレクトプラン」です。

新プランでは、同社が「低コスト」と「多様性」にこだわって選定した34商品が運用される予定です。
まず目を引くのは「eMAXIS Slim(三菱UFJ国際投信)」。業界最低水準の低コスト運用をめざし続けるこのファンドシリーズは、まさに「低コスト」と「多様性」を象徴する商品です。そこから8本のファンドが選ばれており、これだけでポートフォリオを組んでも十分なほど。

また、第4回でご紹介した「草食投資隊」より、セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」が登場。「セレクトプラン」と共通しますがレオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」も選ばれました。
さらに第3回でご紹介した「つみたて椿(大和証券投資信託委託)」も仲間入り。日本の女性活躍を目指して自身が働くとともに、関連企業を長期に応援するこのファンドを積み立てるのも一案です。

「オリジナルプラン」はファンド名に「DC」「年金」と付くものが多く、確定拠出年金向けの運用商品が集まっています。一方「セレクトプラン」はそういった商品の数がぐっと減り、SBI証券が取り扱うファンドから広く選ばれていることが分かります。
低コストで長期運用に適したファンドが一般的になってきたからこそ、確定拠出年金向けの商品に頼らないラインナップが実現したといえるのです。

指定運用商品も元本変動型に

もうひとつ注目すべきは、指定運用商品です。自身で掛金の配分設定をしなかった場合、自動的に設定される運用商品のことです。
これが「セレクトプラン」では元本変動型の「SBIグローバル・バランス・ファンド(SBIアセットマネジメント)」になりました。「オリジナルプラン」は元本確保型の「あおぞらDC定期(1年)」ですから、「セレクトプラン」の口座が増えれば「貯蓄から投資へ」の流れが加速されることになります。

iDeCoの老舗であるがゆえに、近年の法改正の波にさらされたSBI証券。しかし、豊富なラインナップを活かし、政府の目指す「貯蓄から投資へ」の流れにも乗せた新プランを開設して、その波を越えようとしています。
SBI証券を愛用する投資家たちにとっては、iDeCoの運用商品が減ったりプランが新設されたりして戸惑うこともあるかもしれませんが、状況の変化に右往左往せず、その背景を冷静に見つめて、ご自身に最適な選択をしていただきたいです。

参考記事:2018年9月27日 株式会社SBI証券『iDeCo(個人型確定拠出年金) 新プラン設定のお知らせ』
https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=corporate&dir=corporate&file=irpress/prestory180927_01.html

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